一つ前に書いた「好き嫌いがわからないなら、嫌いからいけ」みたいな記事があります。
その時に、好き嫌いがわからない人は以下だと書きました。
・好き嫌いの判断をしてこれなかった人
・嫌いなものを好きなもののように錯覚させて、偽っていた人なら、嫌いなものであっても好きかのように自分を騙すことができる
これって、どういう状況なの?ってなる人もいると思うんですよね。
人は背景を知らないからこそ、誤解したままコミュニケーションしてしまうことも多々あるので。これについても別記事書こうと思いまぁす。
ずばり、反抗できなかった人たちではないかと。反応できる環境ではなかったと。※幼少期のことです
その子供の特性もありますし、親が強すぎることもあります。
たとえば、子供の特性の場合。
大人だね
いい子だね
手がかからないね
このような褒め言葉を素直に受け取るタイプもいれば、特になにも思わないタイプもいます。そして、「大人だね、いい子だね、手がかからないね」という言葉をその人の潜在欲求としてキャッチしてしまう子もいます。
※親としてはこのようになって欲しいという思いは一切子供に告げていなくても、です。
会社で例えると、
〇〇くんは、営業成績がいいし、気も利く。おまけに字も綺麗だー!と褒められている人をみると、「羨ましい」「さすが〇〇さんだよね!」と思う人がいると同時に会社に求められている人は営業成績がよく、気が利いて字が綺麗な人なんだ、と理解する人もいます。
まぁ、ここで差が出たりもします。
他人事として「羨ましい」と思ってばかりでは自分に変化がありませんし「〇〇さんはさすが!」と思っていても、やはり同じことです。しかし、褒められている要素を分析して、自分に落とし込んでいけば、変化には繋がりますよね。
と、脱線しましたが、無意識な親の言動を親の要望とキャッチするような子供の特性があると、それが子供らしい自己主張とは真逆に行ってしまう場合、やたら「出来のいい子」ができあがります。
その代償として、自分で自分のことがイマイチよくわからないという状態に陥ったりもするのです。※あくまで私の経験上です。
もう一つ、やたら刷り込みが多いのも考えものです。たとえば、お母さんはこれ嫌いだわ。
子供から意見を求められたら応えるのは問題ないですが、求めてもいないのに「ママ、これ嫌い」など、日常生活で飛び交うとこの手の子供はこうキャッチします。
嫌いなもの=遠ざけたいもの
それを本能でわかっているからこそ、ママが嫌いなものは私も嫌い。本当はそんなことないのにね。
こうなると、もうややこしいですよ。
自分はピンク好きなのに、ママがピンク嫌いだから自分もあまりピンクを好きではないと言う。(だって、ママはピンク嫌いでしょ?私がピンクのものを欲して視界に入ったりしたらイヤだよね?)ママが嫌いなものを「好き」と言うことにも抵抗感が出てくる。完全なる同調圧力(笑)
そして、親が強すぎる場合
たとえば、子供が子供らしく自己主張するのを許さない状態。
やたら静かにすることを求めたり、躾が過剰だったりその子に合わないレベルの躾を施したり、すぐに手が出たり怒鳴ったりする場合ですね。
このように親が強すぎると、子供は反抗しても無意味だと感じて意思を示さなくなったり、意思表示もできなくなります。
怖いから、できない。
親の顔色をみて、モノの取捨選択をするようになるのです。自分で決められない人は、このような過去だったのかも知れませんね。
ですが、好きなもの、嫌いなものを割と的確に見分ける方法を思いついたので、ぜひトライしてみてください。嫌いなものがわかれば好きなものがわかります。
そして、どちらか一方でもわかれば、自分はこれが好き、嫌いなどと自己表現できるようになります。
そして、幼少期からのことで好き嫌いすらわからなくなってしまった方は、自分を大切に守り抜いた結果だと思いましょう✨
その選択があったから、今があります。
最悪を免れたのかも知れません。
そうして、できた好き嫌いすらわからない状態は自己防衛の結果です。
自己防衛とは、あなたがあなた自身を守るために行動した結果です。
なので、あなたは自分を守り抜いたってことになりますね✨こりゃすごい(*´ω`*)
辛かったのは事実ですし、今もなお苦しんでいる現実があるかもしれません。
ですが、あえて私はプラスの側面にフォーカスします。
小さな頃から、自分の手で自分を守ってきたあなたは、立派ですよ〜!!
こんな歳になって、自分のことすらわからない。好き嫌いすらわからない。そう思わないでくださいね✨
守り切ったんですよ、ちゃんと自分をね(*´ω`*)
んふふ、ここに書いた例え話も含めて、私自身のことです(笑)私自身の特性と若い親だったため、親が強かったんですよね(笑)
いやー一番イヤな組み合わせだと思います。
ですがまぁ、ここに書いたような考え方をしてラクになりましたよ。と言うか、それが事実だと思いますし。私が見つけた事実。
ちゃんと自分を大切にできていたんだなぁと、私ってやるじゃんと思いましたね( ´艸`)
あっ、どんなに親が強くても掃除機の棒で殴ってくるような親でも、子供もそれなりに強烈だと、こうはならないようです(笑)
その強烈な子供から生まれたのが、私なんですけどね(爆)いやはや、面白いですよね〜